道東:帯広、トマム

2022年9月上旬。

トマムのペットルームに泊まりたいねぇということで一路道東へ。

一旦通り越して、帯広に足を伸ばしましょう。

真鍋庭園は犬OK!広くてとてもキレイに整備されていて、和風や洋風のエリアはじめ様々な庭園が連続していて素敵。1,000円/人の入園料にも納得の規模感&手入れ感!

エゾリスもチラホラ見かける。ぽんずが気づかずに近づき、お互いビックリする場面も(笑)

木の上のテラスもあったりして。これが設置された柳のような木も立派で遠目からもすごい存在感↓

 

帯広まで足を伸ばしたもう一つの理由・・・本場の豚丼、音更の「かしわ」!今の所ここが一番!(私見)

 

トマムはいつ来てもいいですね、10年弱振りくらいでしょうか。

新しいオシャレなエリアも出来ていた。ホタルストリート。ゲレンデ中腹であり冬はここに滑って来られるとのことで素直にすごい。

犬専用ルームはカラフルな「ザ・タワー」ではなく全室スイートの「リゾナーレ」の方で4部屋だけとのこと。

広くて持て余しますな。ミッチミチに床に敷き詰めれば30人くらい寝られそう。ジャグジーとサウナもありますね。

バイキングレストランは、なんと犬連れ客専用の個室が!

一般客は長蛇の列だったが、犬連れですと伝えるとスルーっとこちらの個室へ。最高!ありがとう!トマム万歳!!

 

翌朝は雲海テラスへ。ペットがゴンドラに乗るにはクレート等に収納。ごめんね少しだけ我慢してね。

雲海・・・と言って良いのか?でもなんかむしろ頭上の雲がなんとも言えない神秘的な感じで素晴らしい景色でしたね。

一帯が極めて広大で散歩も最高ね。「北海道でございます!」って感じの色んなエリアがあって、特に道外から来た方なんて大喜びじゃないかしら。

そこらに鹿のフンが転がってたりして、決して人の手で作られたものだけでなく豊かな自然の中にあることが分かる。

ただまぁ明らかに犬のフンやねってのもそこらに転がってたので、飼い主はちゃんとしなくちゃね。

こんな素晴らしい所がペット禁止なんかになったら悲しすぎる・・・!

道央:洞爺湖、支笏湖

2023年2月中旬。

旅館でのんびり過ごしに洞爺湖へ。

湖畔の道は歩きやすく、景色も宜しいですね。

鹿の像に吠える。

少女の像みたいのにも吠える・・・。

 

お宿は"ゆとりろ洞爺湖"。

ワンちゃん専用ルームなるものがあり、ちゃんとした和室に一緒に泊まれるのは素晴らしい!

食事も部屋食で、ちゃんと旅館らしく豪華なメニュー。

目的通り、のんびり過ごす。。

洞爺湖は春から秋までロングラン花火大会をやっているが、冬も期間限定でやっている様子。最終日の前日で、遠めながら見られてラッキー!ぽんずは少しビビっていたけど。

 

翌日は、せっかく洞爺湖まで来たのでもう少しだけ足を伸ばして伊達の"翁"へ。やはり美味い!蕎麦だけでなく刺身こんにゃくも必須。

 

帰りは千歳に寄り道して、氷濤(ひょうとう)祭りを見学!

疾風怒濤の"濤"。荒れ狂う波的な意味ですね。

犬も入ることが出来てありがたい。

スプリンクラーで水を吹きつけてるそうで、自然に出来た光景ではないとのことに逆にびっくりしたが(笑)、なかなか見応えある光景で宜しいのでは。

道南:函館〜松前

2023年4月末。

桜満開の五稜郭へ。

北海道らしくジンギスカンをする花見客で非常に賑わっていた。

近隣駐車場はどこも長蛇の車列だったが、ほんの2〜300m離れた民間のコインパーキングは割と空いている。

公営?駐車場とどれくらい料金が違うのかは分からないがバカ高いとかでもなく、"超"長時間でもなければ空きを見つけ次第迷わず駐車が吉(私見)。

五稜郭タワーと桜、流石でしたね。

いいとこの坊ちゃん嬢ちゃん風。

桜の密度が圧巻だったが素人写真では再現度が低い・・・。

花見で混雑してるエリア以外は案外と人も少なく、快適に散歩が出来る。

車の数から園内全域が大混雑ではと思っていたが、全くそんなこともなく少し不思議。

 

宿は函館駅エリアの"男爵倶楽部"だが、異人館街エリアまでも歩道も広く(一部狭い)、快適に散歩が出来る。

景色も素敵!

男爵倶楽部はコンドミニアムタイプで犬連れにはなかなか便利。

市場やカールレイモンで適当に買ってきたものを、部屋で温め直したり切ったり。

宿全体としては犬連れフレンドリー感は感じないが、部屋には犬用オヤツ置いてくれてたり、写真撮影に使ってネの謎の帽子(笑)

美形のぽんずさんはこのクール感、なんでも着こなし?ますね。

一方のもりぞうさんは「なんでこんなモンかぶらされるんですか?」の露骨なキョトン顔。

得意よね〜こういうリアクション(笑)

 

翌日は松前へ・・・。

"松前藩屋敷"はタイムスリップした感じで小規模ながら面白い!

入園料は360円/人と、完全に申し訳なくなるレベル・・・。

多分、ガイドさんに歴史を説明してもらう的なオプショナルなものがあるんだろうけど、犬連れにつき入園料払って散歩させてもらうのみ。ごめんなさい。

衝撃的なのが、こういう建物にも犬が入ってOKなところ。

土足禁止の所には上がらなかったが抱っこならOKのようで、なんというか素晴らしく寛容。

大事な建造物におしっこかけたりとかでペット禁止になるようなことが今後も無いよう願う・・・。

 

尚、伝統製法の松前漬のお店はGoogleなどの口コミ通りで店主のパンチがなかなか効いていた(笑)

予め知ってて行ったので何の問題も無いが、予備知識無かったら驚くかも(笑)

お味は抜群に美味しく、伝統を守る矜持や使命感みたいなものを感じた。

道東:糠平〜釧路〜根室

2023年3月末。

糠平タウシュベツ川橋梁

車を停めてしばし森の中を歩くが、この時期だと溶けてツルッツルに凍った雪道なので要注意。

橋梁は風雪に晒されておりいつまで形を保っていられるのだろうか・・・。

 

釧路の街は幣舞橋のあたりの川沿いの景色がなんというか独特で素敵。

霧の夜にはぼんやりオレンジ色にあたりが染まって幻想的だが、なんか恐いわって感じる人もいるかも。

 

霧の摩周湖」はピーカンであった(笑)

しかし晴れは晴れで鏡のような湖面が遠くまで見渡せて非常に美しい!!

 

道東を巡る際にペット可の宿として、弟子屈のホテル摩周が知床方面にも根室方面にも行けて使い勝手が良いねと見出した。

食事は部屋食で、わざわざ空いてる部屋を用意してくれる。

犬も一緒でとても快適でありがたいが、なんか格安でここまでして貰い申し訳ない気分にもなる。

 

本土最東端の納沙布岬は広々としていて散歩にも最適。

目と鼻の先にある北方領土の返還を祈念するシンボル像「四島のかけ橋」と平和の火。

向かいにあるオーロラタワーはコロナ影響で閉館されており、隣接する建物は倒壊したまま放置されてたりと物悲しさを感じる。。

 

野付半島は「ザ・最果て」といった感じ。

ネイチャーセンターで許可証を貰うと車で行ける限界まで進めるが本当に何も無く、基本は野鳥観察などを目的に行くものの様子(受付の女性談)

 

両サイドが海というロケーションで暫し最果て散歩を楽しむも、無数の巨大な足跡と新しめの大きな糞を発見!!

間違いなく鹿ではなく、馬や牛がこんな所にいるはずもない。

こ、これは・・・と戦慄が走りキョロキョロしながら車に退散。

許可証を返却する際に受付の女性に聞いたら、

「先週あたりに乗馬クラブの人が馬走らせてましたよ」

野付半島に熊はまず出ません」

道東:知床

2023年5月末。

北海道全域で例年を遥かに超えるヒグマ出没が報じられる中、高密度生息域である知床へ。

地域の子どもさんが書いたクマとの共存ポスターが道の駅に貼られている。

「クマを、たまに見かけますよね」

やっぱり、たまに見かけるモンなの!?流石でございます。

国立公園内でのペット同伴の散策は禁じられているようだが、仮にOKだとしてもヒグマを呼び寄せそうな気もして散歩なんかとてもさせる気になれない。

従って始めからドライブの旅前提・・・ごめんね🐕

斜里町の「天に続く道」

似たような他の真っ直ぐな道をコレと誤認しビミョーだな・・・と思っていたが、いざホンモノが目の前に現れた瞬間は、ホントに天に続いているようでなかなかの驚き!!

 

5月も終わるってのに美幌峠は残雪も多く、広めに雪が残っている斜面でスノーボードやってる人までいたね。

「漁師が作業してる横をヒグマが平気で歩いてる光景」はこの先のエリアでの日常であり、遊覧船で海側から見られる。

痛ましい事故があったからかコロナの影響か時期の問題か分からないが、10年前に来た時より観光客が圧倒的に少ない印象を受けた。

オホーツク:芝ざくら滝上公園

2023年5月末。

札幌から道央道を使って3時間程度。

5月上旬〜6月上旬に見られる満開の芝桜は圧巻!

午前中に行ったのでまだ空いていたが、続々お客さんが来ていた。

非現実的な美しさで死後の世界(地獄でなく天国の方)を連想させる笑

調べた限り芝桜が見られる公園はオホーツク方面に幾つかあるが、犬NGの所が多い印象。

しかしこちらは犬OKで、入園料も500円/人と申し訳なくなる安さ・・・。

売店で芝桜ソフトクリームなるものが売っていて、期待してなかったが美味しかった!

チェリーっぽい味?がほのかにする感じで新感覚。さすが北海道のソフトクリームは素晴らしい。

来年も北海道にいられたらまた行きましょうね。